毎日ジョギングするとタイムが伸びる?

毎日走るのは体にも良さそうですが、それは人によってかなり差があります。

特にタイムを少しでも縮めたいと思うと、どうしても毎日走りたくなりますね!

私の経験から、実際のところどうなのかお話したいと思います。

毎日走るのはあまりよくない!

なぜ?と疑問に思われるかもしれませんが以下のような危険があります。

  • 怪我をしやすい
  • 疲労がたまる
  • 筋肉の発達を妨げる

他にもデメリットは様々です。

 

毎日走ると怪我に繋がります

土でできたグランドや、ジムのランニングマシーンはクッションが効いているため、毎日ガンガン走ってもそれほど問題はありません。

しかし、舗装されたアスファルトの上は衝撃が足に直接受けるためそのダメージはかなりのものです。

よく初心者は最初はウォーキングからはじめ、慣れてきたら走る時間を少しづつ入れるようにステップアップします。これは体が走ることに対しての筋肉がないためで、最初から無理に走ると膝や足の裏などに痛み感じたりします。

痛みがあるのは、最初だから。と考えてそれを続けると悪化し炎症を起こしたり、疲労骨折などに発展します。

 

毎日走ると疲労がたまります

疲労はジョギングのパフォーマンスを落とすことになります。

特にタイムを意識して毎日走ると、普段と同じくらいの負荷で走っているつもりでもタイムが悪くなります。

昔ながらの根性論で、ストイックにさらに負荷を上げると体には負担がかかりますし、翌日はもっと疲労を感じることになります。

まさに負のスパイラルに陥るということです。

筋肉が発達する上でも休息は重要です。タイムを良くするためには、心肺機能や筋肉を発達させる必要がありますが、いずれも栄養と休息があってのことです。

毎日走ると筋肉の発達を妨げる

疲労がたまるという章でも述べた通り、筋肉を発達させるためには休息が必要です。

もし、休息なしで鍛え続けるとどうなるのでしょうか?

そもそも筋肉が発達する条件とし、現在耐えうる負荷以上の負担が筋肉にかける必要があります。

強い負荷を与えられた筋肉は繊維が壊れ、それが筋肉痛となって現れます。体は、環境に慣れるように変化するので、壊れた筋繊維が修復される時に強い負荷に対して次回同じ負荷が加わっても耐えられるように筋肉を発達させます。

この時に必要な栄養がみなさんご存知のプロテインです!
プロテイン=タンパク質。タンパク質は体を作るために重要な栄養素ですので、タンパク質を十分とり、さらに筋肉を作るためには炭水化物も必要です。
(炭水化物ダイエットなど巷で話題になっていますが、炭水化物より高い効果を出すために必要です)

それらの栄養素、さらには筋繊維が修復させるための休息。どちらも筋肉を発達させるために重要です。休息がなければ壊れた筋繊維は修復の時間がなくなり、逆に筋力を落とすことにもなります。

 

まとめ

以上の理由で毎日ジョギングすることで逆にタイムが悪くなる。結論を出しました。

私の経験でも毎日走るのは体を整えること。と割り切って負荷を与えるような走りを毎日することはありません。

毎日マイペースで走ると気分も良く、朝から汗を流して眠気なども吹き飛びます。

仕事への活力にもなるので、そのような意味でのジョギングであれば毎日走るというのはとても良いことだと思います。